油性防染剤ハンディワックスN

筆描き用・白防染、柄の伏せ防染(酸性染料、直接染料、反応染料対応)
      エムマックス液体酸性染料を加えてシルク用着色防染剤
      皮膜強靭・柔軟性、糊割れなし・耐熱性
<用 途>     
 筆を使用して、「油性防染剤ハンデイワックス」を柄部分に塗布し、酸性染料、シリアス染料、レマゾール染料で引染めして、白抜きの防染、柄の伏せ防染をするのに使用します。
 蝋の代わりとして、加熱溶解せずに便利に使用できます。
エムマックス液体酸性染料を加えて、色糊として使用すると、引き染め後に蒸しを行うと着色防染をすることも出来ます。
 希釈せずに本剤のみで描いたり、型で印捺した場合、浸染用の防染剤(酸性染料、直接染料、反応染料用)として使用できます。
<特 徴>
◆乾燥皮膜は強く、割れず、柔軟性に優れます。
◆乾燥後は耐熱性があり、蒸し等の温度で蝋のようにつぶれませんので、先に蒸しが行えます。
◆乾燥が速く作業性に優れます。
<使用法>
◆「油性防染剤ハンデイワックスN」をストレートもしくは「トリクロロエチレン」で希釈し柄へ
 筆等で塗布します。布表から引き染めする場合は、できるだけ本剤の肉を盛るように塗布します。
 本剤の特性を生かすには、できるだけ希釈は少ないほうが良い結果が得られます。
 筆などの用具を洗浄する場合は、「トリクロロエチレン」をご使用下さい。
◆写し糊、色糊など着色防染として使用する場合、シルクの場合、エムマックス液体酸性染料が適
 当です。「油性防染剤ハンデイワックスN」にエムマックス液体酸性染料を最高で10%まで添加
 し、攪拌します。淡色へは使用量を減らします。
◆本剤の塗布、乾燥後に引き染めを描いた側から行います。中色以上は本剤の表面に付いた染料を
 濡れティシュ、濡れタオル、空刷毛(染料の付いていない刷毛)で拭いたり、こすって取り去り
 ます。
◆通常、引き染め後に蒸し、揮発水洗(溶剤洗い、パークロロエチレン)、水洗を行います。
 また、蝋のように、蒸し前に、揮発水洗(溶剤洗い)を行っても本剤自体の問題はありません。
<内 容>
名称:油性防染剤ハンデイワックス
用途:筆描き用防染剤
成分:スチレンゴム、高密度ワックス、添加剤、溶剤
<注 意>
 本剤で加工後、長期間(2週間以上、特に高温時)放置すると本剤の成分が気化して亀裂が起こる場合があります。


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ハンデイワックスN(筆描用)
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